Plesk アップグレードガイド

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  • Plesk
  • How to upgrade Plesk

Created:

2016-11-16 13:21:30 UTC

Modified:

2017-02-16 01:05:48 UTC

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Plesk アップグレードガイド

アップグレード方法を選ぶ

Plesk のアップグレードには 2 種類の方法があります。サーバの環境(OS、インストールされたサードパーティ製ソフトウェア、システムリソース)に応じてどちらかを選択します。

  • インプレースアップグレード は、同じサーバ上の Plesk インストーラを使用して実行します。この方法を使用できるのは、サーバにインストールされた OS が、アップグレード先 Plesk バージョンでサポートされており、 Plesk ライフサイクルポリシー でサポート終了になっていない場合です。ただし、アップグレード先 Plesk バージョンでサポート対象外のホスティングソフトウェア( hMailServer MDaemon Gene6 FTP Server など)がサーバにインストールされている場合、移管によるアップグレードが推奨されます。

  • 移管によるアップグレード とは、現在の Plesk サーバにあるすべてのホスティングデータと設定を、最新バージョンの Plesk がインストールされた Plesk サーバに移管するプロセスです。この方法が推奨されるのは、サーバにインストールされている OS が EOL(サポート終了) を迎えている場合や、サポート終了日が近づいている場合です。また、移管によるアップグレードには、実稼働サーバでサービスのダウンタイムを最小化できるメリットや、移管の実行中もウェブサイトをオンラインのまま維持できるというメリットがあります。

本ガイドでは、Plesk のインプレースアップグレードの実行方法を説明します。 移管によるアップグレード を実行したい場合、移行・移管のベストプラクティスガイドを参照してください。

Plesk の専門家に移行またはアップグレード作業を任せたい場合は、Plesk プロフェッショナルサービスオプションを https://www.plesk.com/professional-services/ でご確認ください。

始める前に

アップグレードを開始する前に、簡単なチェックリストに従って、アップグレードが実行できるかどうか、そしてサーバのリソースが前提条件をすべて満たしているかどうかを確認しましょう。

  1. サーバで使用している OS が、ベンダーによってサポートされており、サポートの終了が迫っていないことを確認します( Plesk ライフサイクルポリシー ページをご覧ください)。OS がサポート終了間近の場合は、 移管によるアップグレード が推奨されます。最新の OS と最新の Plesk を新しいサーバにセットアップし、Plesk 移行・移管マネージャを使用して古いサーバからデータをコピーします。

  2. リリースノートを読み、サーバがターゲットバージョンのソフトウェア要件を満たしていること、およびサーバにインストールされたすべてのソフトウェアがターゲットバージョンに対応していることを確認します。たとえば、 hMailServer がサーバにインストールされており、Plesk でメールサーバとしてセットアップされている場合、Plesk 11.0.9 以降では hMailServer がサポートされないため、アップグレードが失敗する可能性があります。このような場合、 移管によるアップグレード が推奨されます。

  3. 最新バージョンの Plesk がターゲットバージョンへのアップグレードをサポートしていることを確認します。この情報は、 Plesk 12.5 のソフトウェア要件 の「アップグレード対象となる旧バージョン」で確認できます。

  4. サーバの以下の各ディレクトリに、3 GB 以上の空きディスク容量があることを確認します。

    • Windows の場合: C:\\ParallelsInstaller および %plesk_dir%
    • Linux の場合: /root/parallels および /usr/local/psa (Debian および Ubuntu の場合は /opt/psa )および /tmp (個別のパーティションにマウントされている場合)
  5. Linux: システムパッケージマネージャ(Yum - CentOS および RHEL、APT - Debian および Ubuntu)が正しく構成されており、OS ベンダーのリポジトリからフェッチおよびインストールが可能であることを確認します。

  6. Windows: Plesk の構成データベースの保存にどのデータベースプロバイダが使用されているのか確認します(KB 記事 #213922485 )。Plesk データベースプロバイダが Jet または MSSQL であれば、KB 記事 #213921345 に従って MySQL に切り替えます。これによりアップグレードの時間が短縮されます。

  7. 最新のアップグレード前チェッカー(KB 記事 #213371529 )をダウンロードし、実行します。スクリプトから返されたすべての警告をチェックします。問題が見つかった場合、最終レポートに警告として報告されます。ログファイルには、問題の詳細な説明と、有用な KB 記事へのリンクが記載されています。解決策を適用してからアップグレード前チェッカーを再実行し、警告が報告されなくなるか、重要ではない問題(ビジネスロジックの警告など)のみになるまでこれを繰り返します。

  8. アップグレード先 Plesk バージョンのリリースノートで「Notes on Installation, Upgrade, and Migration(インストール、アップグレード、移行に関する注記)」および「Known Problems and Limitations(既知の問題と制限)」のセクションを読み、必要な作業を行います。

  9. アップグレードを計画します。サーバ負荷が最も低い時間帯を選び、サービスのダウンタイムにより影響を最低限にします。

  10. アップグレードプロセスと干渉する可能性があるため、スケジュールされたすべてのメンテナンスタスクを一時的に無効にします(特に Windows)。

アップグレード

すべてのチェックが完了したので、アップグレードを開始します。

_ 注: コンテナに Virtuozzo containers テンプレートを使用して Plesk がインストールされている場合、テンプレートを使用してアップグレードを実行することを検討してください。詳しい手順は、 #213389329 を参照してください。

Plesk 10.4.4 以降を実行している場合、 [Tools & Settings]>[Updates and Upgrades] に進み、Plesk インストーラのウェブインターフェースを使用してアップグレードを開始します。あるいは、お使いの OS とアーキテクチャに適した最新の自動インストーラを 弊社ウェブサイト からダウンロードして実行します。

  • Windows の場合:

    plesk-installer.exe
  • Linux の場合:

    chmod +x ./plesk-installer
    ./plesk-installer

Plesk を最新バージョンへアップグレードしたい場合、オプション --all-versions を使用します( #213415669 を参照)。

Linux で、サーバに SSH 接続した状態でアップグレードを開始した場合、アップグレードプロセスが完了するまで接続を切断しないようにしてください。ベストプラクティスとしては、 screen コンソールスクリーンマネージャを使用します。これにより、単一の SSH 接続で複数のコンソールセッションが可能になり、SSH 接続が切断された場合でも仮想端末上のプログラムは引き続き稼働します。この便利なツールについて詳しくは、 こちらの簡易マニュアル (※英語)を参照してください。

Windows では、デスクトップセッションが切断されてもアプリケーションはそのまま実行されるため、接続の維持は懸念事項とはなりません。

重要! アップグレードプロセスの実行中に Plesk インストーラを中断したり、サーバを再起動しないでください。

問題が発生した場合 ...

  1. 長時間にわたって Plesk インストーラから出力がない場合、アップグレードがスタックしたのではなく、 何らかのサイレントオペレーションが長時間実行されている可能性があります。サーバで何が行われているのかを確認してください。

    • Linux では、" ps axufww " を実行して、Plesk インストーラのプロセスから派生したプロセスツリーをチェックします。実行中のプロセスがあるか確認します("R" の状態)。1~3 分の間隔をあけてコマンドを複数回実行し、変化があるかどうかチェックします。

    • Windows では、Microsoft Technet から Process Explorer をダウンロードして展開し、実行します。プロセスツリーをチェックし、 ai.exe のいずれかの子プロセスが CPU を消費したりファイルを開始/終了しているか確認します。

  2. アップグレードが失敗した場合、エラーメッセージを出力およびログファイル(Windows では C:\\ParallelsInstaller\\autoinstaller3.log 、Linux では /tmp/autoinstaller3.log および /tmp/plesk_12.5.30_installation.log )でチェックします。見つかったメッセージを Plesk ナレッジベース で検索し、解決策を探します。

  3. 失敗したアップグレードを続行するには、Windows の場合は plesk-installer.exe を、Linux の場合は ./plesk-installer を再実行するか以下のコマンドを使用します。

    /usr/local/psa/bootstrapper/pp12.5.30-bootstrapper/bootstrapper.sh repair

以下も参照してください。

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