Plesk 12.5 がインストールされたサーバで dist-upgrade を実行するには

Created:

2016-11-16 13:20:13 UTC

Modified:

2017-08-16 15:56:19 UTC

17

Was this article helpful?


Have more questions?

リクエストを送信

Plesk 12.5 がインストールされたサーバで dist-upgrade を実行するには

Applicable to:

  • Plesk 12.5 for Linux
  • Plesk Onyx for Linux

Plesk 12.5 リリースノート によると、Debian 6、Debian 7、Ubuntu 12 では dist-upgrade がサポートされています。 dist-upgrade を実行するにはどうすればよいですか?

目次

基本情報

dist-upgrade は単純なプロセスではありません。使用するためには、システム管理についての十分な経験や、システムとそのコンポーネントに関する知識が必要になります。 これまで dist-upgrade を実行したことがない場合、まず以下を実行することをお勧めします。

  • テストサーバ上または仮想マシン内に旧バージョンの OS をインストールします。OS ベンダーの提供するドキュメンテーションに従い、アップグレードを行います。

Debian 6 から Debian 7 へ
Debian 7 から Debian 8 へ
Ubuntu 12 から Ubuntu 14 へ (Ubuntu 14 から Ubuntu 16 への dist-upgrade はまだテストされていません)

  • テストサーバでプロセスを繰り返します。ただし今度は Plesk 12.5 をインストールした状態で、OS のドキュメンテーションおよび本記事の手順に従って行います。

  • 潜在的な問題を解決し、アップグレード後も Plesk が機能するようにします。これらを行った後で初めて、本番サーバでアップグレードを実行してください。

注: Debian dist-upgrade ドキュメンテーション によると、Debian 7 から Debian 8 へのアップグレード中は、 aptitude の使用は推奨されません。 Ubuntu で推奨される dist-upgrade の実行方法は、 do-release-upgrade ツールを使用する方法です。

アップグレードの準備をする

  1. フルサーババックアップを作成します。 アップグレードを始める前に、フルサーババックアップを作成します。また、顧客に対し、1~3 時間のダウンタイムが予想されることを通知します。

  2. 前回の dist-upgrade で残された可能性があるソースリストバックアップファイルを削除することを検討します。

  3. /etc/apt/sources.list.saved_by_plesk_distupgrade
  4. /etc/apt/sources.list.d/50sw_autoinstaller.list.saved_by_plesk_distupgrade

  5. アップグレード前のヘルパースクリプト(ここでは Debian 7 から Debian 8 への dist-upgrade)を実行し、Plesk とシステムでアップグレードの準備をします。

    /opt/psa/bin/distupgrade.helper.deb7-deb8_pre.x64.sh

    このスクリプトは、すべての作業を /var/log/plesk/install/plesk-distupgrade.log に記録します。

  6. OS アップグレード中の systemd への切り替えを無効化します。以下の内容で /etc/apt/preferences.d/local-pin-init ファイルを作成します。

    # cat /etc/apt/preferences.d/local-pin-init 
    Package: systemd-sysv
    Pin: release o=Debian
    Pin-Priority: -1

dist-upgrade を実行する

  1. システムパッケージに関する情報を更新します。

    # apt-get update
  2. システムをアップグレードします。

    Debian:

        # apt-get dist-upgrade

    Ubuntu:

        # do-release-upgrade

    このコマンドは、システムの完全なアップグレードを実行し、すべてのパッケージの最新バージョンをインストールし、異なるリリースのパッケージ間で起こり得る依存関係の変化に対応します。

    アップグレード中、システムは以下のようなプロンプトを表示します。

    Configuration file `/etc/mysql/my.cnf' 
    ==> Modified (by you or by a script) since installation.
    ==> Package distributor has shipped an updated version.
    What would you like to do about it ? Your options are:
    Y or I : install the package maintainer's version
    N or O : keep your currently-installed version
    D : show the differences between the versions
    Z : start a shell to examine the situation
    The default action is to keep your current version.
    *** my.cnf (Y/I/N/O/D/Z) [default=N] ?

    構成ファイルを最新のものに置換することを選択します( Y で回答)。

アップグレードを終了する

  1. アップグレード後のヘルパースクリプトを実行します。

    # /opt/psa/bin/distupgrade.helper.deb7-deb8_post.x64.sh

    このスクリプトは、すべての作業を /var/log/plesk/install/plesk-distupgrade.log に記録します。

  2. /etc/apt/preferences.d/local-pin-init ファイルを削除し、 systemd-sysv パッケージをインストールします。

    # rm -f /etc/apt/preferences.d/local-pin-init
    # apt-get install systemd-sysv
  3. サーバを再起動します。

  4. Plesk とそのすべてのサービスが機能していることを確認します。

発生する可能性のある問題

既知の問題は #213373289 dist-upgrade の潜在的な問題 にすべて記述されています。

他にご質問がございましたら、リクエストを送信してください
ログインしてコメントを残してください。