Plesk for Linux
kb: technical
ABT: Group B
Applicable to:
- Plesk 12.0 for Linux
- Plesk for Linux
症状
Qmail で特定のドメインにメールを送信できません。
/var/log/maillog
に、以下のようなエラーが記述されています。
Aug 31 10:22:36 smtp15 sendmail[5616]: STARTTLS=client: 5616:error:14082174:SSL routines:SSL3_CHECK_CERT_AND_ALGORITHM:dh key too small:s3_clnt.c:2429:
原因
この問題は、宛先サーバにあるサイズ 768 ビット未満の Diffie-Hellman(DH)鍵が原因で発生しています。最新バージョンの OpenSSL では、このような鍵は安全ではないとみなされます。
解決策
宛先メールサーバの管理者に、より安全な鍵に更新するよう依頼してください。
引き続き qmail で安全ではないメールサーバと通信したい場合は、以下のソリューションを利用できます。
重要:これらのソリューションにより、サーバのセキュリティが低下します。緊急時にのみ利用することをお勧めします。セキュリティ上の理由でソリューションを利用できない場合、Odin テクニカルサポートまで問題の調査を依頼してください。
回避方法は以下のいずれかになります。
-
メールをバウンスするサーバを、Qmail の信頼できるホストのリストに追加します。
# mkdir /usr/local/qmail/shared/control/notlshosts
# touch /usr/local/qmail/shared/control/notlshosts/mail.example.com注:Qmail はそれらのドメインに TLS なしで メールを送信します。
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openssl パッケージをダウングレードします。
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Qmail から宛先メールサーバへの送信接続に対して DH 鍵交換を無効にします。DH 鍵を無効にするには、qmail ホストで以下のコマンドを実行します。
# echo "DEFAULT:!DH" > /usr/local/qmail/shared/control/tlsclientciphers
注:このソリューションはすべてのメールサーバへの接続に影響を与えます。一部のサーバでは、接続に問題が発生する可能性があります。
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